羽生結弦フリー世界最高で逆転優勝!宇野昌磨も2位でW表彰台!
これぞ世界王者の実力といった素晴らしいフリーの演技でした。
ヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権で、
羽生結弦選手が、フリーで世界最高得点を叩き出して逆転優勝!
しかも、宇野昌磨選手も見事な滑りで2位に入り、
ワン・ツーで日本人選手のW表彰台という嬉しい結果になりましたね!
ショート終了時点でトップのフェルナンデスと10点差以上あったから、
まさか逆転するとは思ってもいませんでした。
今回はもうダメかなと思って諦めて見ていたんですが、
羽生結弦選手は、全く諦めていなかったようです。
最近、特に苦手としていた後半部分の4回転サルコーからの
3回転トーループもキレイに成功させるなど、
ほぼ完璧に近い演技ができたんじゃないかと思います。
何より、羽生結弦選手の強さの最大の要因である
スケーティング技術や表現力がこの日も素晴らしく、
構成点や技術点が他の選手を圧倒していましたね。
実際、今大会のライバルと言われたネーサン・チェン選手とは、
構成点で12点以上の差がありましたからね。
いかに羽生結弦選手がスゴイ演技をしたかがわかります。
ソチ五輪で金メダルを獲得して以降、ネーサン・チェン選手をはじめ、
若い選手の台頭が目立ってきた男子フィギュアスケートの現状に、
羽生結弦選手自身も、かなりの脅威を感じていたようです。
今回の世界選手権に臨むにあたって、ブライアン・オーサーコーチから
4回転ジャンプは3つ入れることを提案されていたみたいです。
でも、羽生結弦選手は、もっと自分の技術を向上させたかったらしく、
4回転を4つ入れる難しい構成にチャレンジする
更なる高みを目指す道を選んだそうです。
その結果、見事に大逆転で優勝したんだから、
もうスゴイのひと言しかありませんね。
今回の彼のチャレンジは、必ず来年の平昌五輪に繋がるはずです。
あと、宇野昌磨選手もほぼ完璧の演技を見せてくれました。
おそらく、彼にとって過去最高の演技になったと思います。
しかし、羽生結弦選手とは、点差だけを見ればわずか2点ほどの差でしたが、
その得点差以上に実力差があったように感じました。
出来栄えなどまだまだ得点を伸ばせる部分はあるので、
今後、どんな成長を見せくれるか楽しみですね。
とにかく、フリー世界最高得点での逆転優勝となった羽生結弦選手と、
2位となった宇野昌磨選手とのW表彰台に大きな拍手を送りたいです。