井岡一翔がノクノイ・シットプラサートに判定勝ちで5度目の防衛

何だかいまいちパッとしない世界タイトルマッチでしたね。

WBA世界フライ級王者の井岡一翔選手が、タイの同級2位のノクノイ・

シットプラサート選手に判定勝ちで5度目の防衛を達成しましたが、

正直言って、少しがっかりしちゃうような試合内容でした。

確かにポイントでは相手を圧倒してはいるんだけど、

見ていてあまりワクワクしないんですよね。

井岡一翔選手は、ジャブにとても定評があり、正確なジャブを中心に

ボディを織り交ぜ、上下のコンビネーションで有効打を奪う

ボクシングタイルを得意としています。

ところが、今回のノクノイ・シットプラサート選手との試合では、

ディフェンスをかなり重視しているようでした。

そのせいもあってか、負けないボクシングをしているように見えて、

それが、面白みに欠ける試合に見えたのかもしれません。

それに、気になったのが、ノクノイ・シットプラサート選手です。

彼は、今まで世界戦の経験が一度もなく、

明らかに、井岡一翔選手の方が格上です。

実際、試合内容は、圧倒的に井岡一翔選手が押していました。

なのに、ノクノイ・シットプラサート選手から

一度もダウンを奪うことができなかったんです。

ノクノイ・シットプラサート選手には悪いですが、

この程度の相手に攻めきれないようでは、

今後の統一戦で強い相手と試合をした時がとても心配です。

まあプロだからいくら良い試合をしても負けたら意味がないし、

どんな悪い内容でも勝ち続けることが最重要なのはわかります。

ですが、このままでは、今後の井岡一翔選手が心配ですし、

やっぱりボクシングファンとしては、

もう少し派手なKOシーンが見たいのも事実。

ディフェンス重視で有効打でポイントを重ねる危なげない試合も良いですが、

今後は、もっとインパクトのある試合を期待したいところです。

あと、井岡一翔選手が、もう一つ上にレベルアップするために、

次戦からは、強い相手を対戦相手に選ぶことを望みます。

大迫傑がデビュー戦のボストン・マラソンでいきなり3位!

ようやく世界と渡り合えるマラソン選手が現れたかもしれません。

第121回ボストン・マラソンに出場した日本の大迫傑選手が、

マラソンデビュー戦で世界の強豪相手にいきなり3位に入りました!

日本人で3位以内に入ったのが、30年前にこの大会を優勝した

あの瀬古利彦選手以来だと言うから大きな価値があります。

近年の日本男子マラソンの不甲斐なさを考えると、

今回の大迫傑選手の走りは、一筋の希望になるかもしれません。

ボストン・マラソンは、結構きついコース条件で有名な大会で、

かつ目標となるペースメーカーもいません。

さらに、周りの出場選手は、2時間3分台を持つケニアのムタイ選手、

リオ五輪銅メダリストのアメリカのラップ選手、

2時間6分台を持つケニアのキルイ選手など世界の強豪揃いです。

そんな中、果敢に日本から参戦してきた大迫傑は、

私の予想を覆す素晴らしい走りを見せてくれました。

今回の大迫傑選手の初マラソン3位の快走の要因は、

おそらく、一定のリズムで走り続けたことにあると思います。

ボストン・マラソンやロンドン・マラソンなどの

世界の強豪が集まる大きな大会は、ペースの上げ下げが激しく、

そのペースについて行けずに脱落する選手が多くいます。

しかし、大迫傑選手は、とても落ち着いていました。

自分には、まだ激しいペースの上げ下げには、

ついて行けないと判断したんでしょう。

頭を切り替えて、一定のペースを刻んでいったんです。

32キロ過ぎに先頭と離されても惑わされることなく、

我慢をして自分のペースを貫きました。

この彼の判断が功を奏して、余力が残っていた大迫傑選手は、

終盤にペースを上げることができ、3位でゴールできたというわけです。

もし、トップ選手たちの揺さぶりに無理してついて行っていたら、

3位でゴールすることなく、大きく順位を落としていたでしょう。

今の日本人選手には、今回のボストン・マラソンで見せた

大迫傑選手のような走りが向いているのかもしれません。

行けるところまでついて行くチャレンジ精神も良いですが、

大きな大会になるほど、こうした冷静な判断が必要だと思います。

大迫傑選手のマラソン人生は、まだ始まったばかりですが、

彼には、マラソンのセンスを大いに感じます。

長いトンネルに入ってなかなか抜け出せないでいる

低迷中の日本男子マラソンの救世主になるかもしれません。

今後も大迫傑選手の走りには注目していきたいですね。

久保建英が衝撃のJ最年少ゴールを決める!

日本男子サッカー界の未来のエース候補が才能の片鱗を見せましたね。

飛び級でFC東京U-23に所属してプレイする15歳の久保建英選手が、

セレッソ大阪U-23戦でJ最年少記録となるゴールを決めたんです!

サッカーファンなら彼のスゴさは知っていると思いますが、

この日のゴールも衝撃の一撃と言っても良い素晴らしいゴールでした。

その衝撃のゴールシーンは、前半38分に訪れます。

ペナルティーエリア付近で味方からボールを受けると、

久保建英選手は、ゴールに向かってドリブルを開始します。

体を寄せて厳しいデフェンスをする相手DFを一人振り切ると、

その後、カバーに来た2人の相手DFも巧みなドリブルでかわし、

最後は、角度がない位置から左足でシュート。

振り抜いた左足から放たれた強烈なシュートは、

相手GKの頭上を抜き、J最年少ゴールとなったんです。

まるでメッシを彷彿とさせるプレイでしたね。

元々ドリブルやボディバランスは素晴らしかったんですが、

以前は、まだフィジカル面での不安がありました。

ところが、この日の試合での久保建英選手は違っていたんです。

今までとは違い、相手DFが身体でぶつかってきても、

当たり負けしなくなってきたように感じます。

このフィジカル面の向上に持ち前のテクニックが加わったことで、

ちょっとやそっとでは止めることができなくなってきました。

このまま順調に成長すれば、日本男子サッカー界のエースとして、

東京五輪や次のワールルドカップで活躍してくれるはずです。

彼だけでなく、レアル・マドリード下部組織に所属している

中井卓大選手も久保建英選手と同等のポテンシャルを秘めています。

私は、彼らが未来の日本男子サッカー界を変えてくれると信じています。

きっと日本男子サッカーをもう一つ上の舞台へ引き上げてくれて、

ワールドカップでベスト8以上も夢ではなくなる日が来るでしょう。

まだもう少し先の話ではありますが、

数年後の彼らの活躍が本当に待ち遠しいですね。

平野美宇がリオ金の丁寧に逆転勝利した勢いでアジア選手権初制覇!

17歳の若手のホープが怒涛の快進撃でついにアジアの頂点に立ちました!

中国で行われている卓球のアジア選手権の女子シングルスで、

平野美宇選手が、リオ五輪金メダリストの丁寧選手に逆転勝利した勢いで、

そのまま一気にアジア選手権を初制覇する大快挙を達成したんです!

まず、準々決勝でまさか世界ランキング1位で今一番強いと言われている

中国の丁寧選手に勝つとは思ってもいませんでしたね。

しかも、2セットを取られてからの逆転勝利ですから、

すごく価値のある勝利だと思います。

この平野美宇選手の丁寧選手を撃破した快挙は、

世界中に大きな衝撃を与えましたが、

彼女の快進撃は、これだけじゃなかったんです。

翌日に行われた女子シングルス準決勝では、

世界ランキング2位で前回のアジア選手権の覇者である

中国の朱雨玲選手も倒したんです。

そして、決勝でも中国の陳夢選手をストレートで破り、

日本人では21年ぶりに優勝する大快挙を成し遂げました。

平野美宇選手が、今大会ここまで調子が良いのは、

おそらく、サーブが上手く決まっているからだと思います。

サーブによって相手を崩すことによって、

相手のやりたいプレーをさせなかったのが

最大の勝因だったと私は考えています。

あと、バックで崩してからのフォアも見事でした。

3日続けて世界1・2・5位の中国人選手を破るんだから、

彼女の実力は、まぐれではなく本物なんじゃないでしょうか。

それにしても、今回の卓球のアジア選手権は、

平野美宇選手以外にも番狂わせが起きています。

男子では、世界ランキング1位の中国の馬龍選手が韓国の選手に破れ、

日本の丹羽孝希選手も世界ランキング3位の中国の

許キン選手に勝利するなど波乱が続いています。

何となく中国の牙城が崩れかけてきているのかもしれませんね。

最近は、男女共に日本人選手の活躍が目立ちますが、

特に、日本の女子選手は、中国人選手に肉薄してきています。

ひょっとしたら、日本人選手が世界ランキング1位になる日も

そんなに遠い話ではないかもしれません。

平野美宇選手自身も連日の快挙に驚いているかもしれませんが、

彼女の実力は、相当なレベルまで上がってきていると思います。

また、今回の強豪を次々と倒してのアジア選手権制覇は、

大きな自信になったんじゃないでしょうか。

平野美宇選手は、20歳で2020年を迎えます。

これからもっと練習をしてまだまだ強くなると思うので、

今から東京五輪が本当に楽しみです。

今回のアジア選手権のようなプレーができれば、

東京五輪での金メダルも夢ではないかもしれませんね。

浅田真央選手がついに現役引退 長い間お疲れ様でした

信じたくないけどとうとうこの時が来てしまいましたね。

4月10日の夜11時頃、突然フィギュアスケートの浅田真央選手が、

ブログで現役を引退することを発表されました。

浅田真央選手は、6位に終わったソチ五輪後に引退を撤回して

現役を続けると決意していただけに本当に残念です。

もう彼女の代名詞であるトリプルアクセルは見れないんですね。

彼女のフィギュアスケート人生は、10代の頃はとても輝いていましたが、

最近は、とても思うようなスケートができずに辛かったと思います。

13歳の頃には、ジュニアのグランプリファイナルで優勝するなど、

すでに、“天才少女”と騒がれていましたね。

浅田真央選手が、ジュニアでトリプルアクセルを飛んだ時には、

とんでもない逸材が現れたもんだなと驚いたのを今でも覚えています。

15歳の時には、シニアでも世界の頂点に立ちましたが、

年齢制限でトリノ五輪には出場できなかったのが悔やまれます。

個人的には、この頃の浅田真央選手が一番輝いていたと思うので、

もし、トリノ五輪に出場していたら金メダルを獲っていたかもしれません。

因みに、トリノ五輪の金メダルは、日本の荒川静香選手だったので、

ワン・ツーフィニッシュも夢ではなかったはずです。

ただ、10代後半から身体の成長に伴って、

徐々にトリプルアクセルも決まりにくくなっていました。

バンクーバー五輪では銀メダルを獲得しましたが、

ソチ五輪ではショートでのトリプルアクセルの失敗などが響き6位。

でも、「伝説の4分」と言われたフリーの演技は、

女子フィギュア史上最高の演技と言っても良い素晴らし演技でした。

私も感動のあまり思わず涙が出ちゃいましたからね。

その後の浅田真央選手は、引退をせずに現役を続けましたが、

トリプルアクセルによる左膝痛に悩まされるなど、

思うような滑りができなくなってしまいました。

おそらく、もうどうにもならないぐらい身体が悲鳴をあげていて、

彼女も続けていく気力がなくなってしまったんでしょうね。

正直、まだ引退するなんて信じたくないけど、

彼女自身が決めたことならその意志を尊重したいです。

今まで、フィギュアスケートの素晴らしさを教えてくれたことや

たくさんの感動、夢を与えてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

長い間、本当にお疲れ様でした。

2017年フィギュアスケート世界選手権羽生歴史に残る逆転優勝!

羽生結弦フリー世界最高で逆転優勝!宇野昌磨も2位でW表彰台!

これぞ世界王者の実力といった素晴らしいフリーの演技でした。

ヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権で、

羽生結弦選手が、フリーで世界最高得点を叩き出して逆転優勝!

しかも、宇野昌磨選手も見事な滑りで2位に入り、

ワン・ツーで日本人選手のW表彰台という嬉しい結果になりましたね!

ショート終了時点でトップのフェルナンデスと10点差以上あったから、

まさか逆転するとは思ってもいませんでした。

今回はもうダメかなと思って諦めて見ていたんですが、

羽生結弦選手は、全く諦めていなかったようです。

最近、特に苦手としていた後半部分の4回転サルコーからの

3回転トーループもキレイに成功させるなど、

ほぼ完璧に近い演技ができたんじゃないかと思います。

何より、羽生結弦選手の強さの最大の要因である

スケーティング技術や表現力がこの日も素晴らしく、

構成点や技術点が他の選手を圧倒していましたね。

実際、今大会のライバルと言われたネーサン・チェン選手とは、

構成点で12点以上の差がありましたからね。

いかに羽生結弦選手がスゴイ演技をしたかがわかります。

ソチ五輪で金メダルを獲得して以降、ネーサン・チェン選手をはじめ、

若い選手の台頭が目立ってきた男子フィギュアスケートの現状に、

羽生結弦選手自身も、かなりの脅威を感じていたようです。

今回の世界選手権に臨むにあたって、ブライアン・オーサーコーチから

4回転ジャンプは3つ入れることを提案されていたみたいです。

でも、羽生結弦選手は、もっと自分の技術を向上させたかったらしく、

4回転を4つ入れる難しい構成にチャレンジする

更なる高みを目指す道を選んだそうです。

その結果、見事に大逆転で優勝したんだから、

もうスゴイのひと言しかありませんね。

今回の彼のチャレンジは、必ず来年の平昌五輪に繋がるはずです。

あと、宇野昌磨選手もほぼ完璧の演技を見せてくれました。

おそらく、彼にとって過去最高の演技になったと思います。

しかし、羽生結弦選手とは、点差だけを見ればわずか2点ほどの差でしたが、

その得点差以上に実力差があったように感じました。

出来栄えなどまだまだ得点を伸ばせる部分はあるので、

今後、どんな成長を見せくれるか楽しみですね。

とにかく、フリー世界最高得点での逆転優勝となった羽生結弦選手と、

2位となった宇野昌磨選手とのW表彰台に大きな拍手を送りたいです。