西岡良仁がワウリンカ戦で白熱の大接戦を演じるも惜敗。
いや~ もう少しで勝てたのに、本当に惜しかったですね。
アメリカで行われた男子テニスBNPパリバ・オープンの4回戦で、
日本の西岡良仁選手が、第3シードのスタン・ワウリンカ選手を相手に
大接戦を演じるも、あと一歩のところで惜しくも敗れてしまいました。
現在、世界ランキング3位のワウリンカ選手は、
4大大会では、過去に全豪、全仏、全米の3つ制している実力者。
代名詞とも言える片手バックハンドショットは、
世界で彼の右にでる者はいないほどの威力と精度があります。
この日の試合でも、ワウリンカ選手の片手バックハンドショットに、
西岡良仁選手はかなり苦しめられていましたからね。
そんな世界トップレベルの選手を相手に、世界ランキング70位の
西岡良仁選手が素晴らしいテニスを見せてくれました。
第1セットは、ブレークに3回成功して勢いに乗ると6-3で先取。
第2セットは、さすがにワウリンカが3-6と取り返しましたが、
ファイナルセットは、白熱した大接戦にもつれ込みます。
西岡良仁選手は、サービング・フォー・ザ・セットを迎えたので、
見ていた私もこれでもう勝ったと思ったんですが、
そう簡単には勝たせてくれませんね。
2回のサービング・フォー・ザ・セットを迎えたんですが、
2回共にキープに失敗する結果に。
そして、タイブレークとなってワウリンカ選手に連続ポイントを許し、
惜しくも6-7で敗れてしまったんです。
絶対に勝ったと思っていたから、本当に残念でなりません。
でも、これが今の西岡良仁選手の実力なんでしょう。
土俵際に追い込まれても盛り返して逆転勝ちできるワウリンカと
勝利寸前で勝てる試合を落としてしまった西岡良仁選手の間には、
やはり、まだまだ大きな力の差があるなと感じました。
ワウリンカ選手のような世界のトップクラスの選手に勝つためには、
もっと、フィジカル面を鍛えないといけないでしょう。
フィジカル面を鍛えてスタミナやスピードをさらに強化し、
持ち前のフットワークを活かした粘り強いストロークが
試合終盤までできるようになる必要があると思います。
体ができあがってくれば、十分に世界のトップクラスと戦えるはず。
今や世界のトップクラスの選手となった錦織圭選手と共に、
今後の日本男子テニス界を盛り上げていってほしいですね。